FUJIFILM・X-T5を半年使った感想【レビュー】

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こんにちはSohouです。

富士フイルムのミラーレスカメラX-T5を購入してから早半年が経ちました。

今回は半年使った感想とレビューを書きたいと思います。

目次

X-T5の特徴

富士フイルム(FUJIFILM)
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重さ:約557g

大きさ:129.5mm×91mm×63.8mm

センサー:X-Trans CMOS 5 HRセンサー(APS-Cサイズ)

有効画素数:約4020万画素

手ぶれ補正:センサーシフト方式5軸補正(7.0段)

X-T5の良いところ

まずはX-T5の良いところを作例を交えながら紹介していきたいと思います。

コンパクトなボディサイズ

X-T5を購入したのが、以前使っていたカメラが大きすぎる・重すぎるという理由のためだったので、コンパクトで軽量なカメラボディは良いです(以前使っていたのはキヤノンのEOS R5です)。

センサーサイズをフルサイズからAPS-Cにしたことによって、カメラ本体だけでなくレンズも軽量・コンパクト化できたため、トータルでかなりの軽量化ができました。

X-H2ではなくX-T5を選んだのもボディサイズのコンパクトさが大きなポイントでした。

旅行など荷物が多くなりがちなシーンでもカメラがコンパクトなので、荷物が軽く、体の負担がかなり軽減されていると感じています。

カメラシステム一式がコンパクトになったおかげで、カメラを入れるインナーケースやストラップといったアクセサリー類の軽量・コンパクト化も進んだので、トータルとして大幅に荷物の軽量化ができました。

フィルムシミュレーションが楽しい

富士フイルムのカメラの大きな特徴の一つであるフィルムシミュレーションです。

フィルムシミュレーションのバリュエーションも豊富で写真の撮影と現像が楽しいです。

この富士フイルムの色味が好きという方も多いのではないでしょうか?

私は「クラッシッククローム」と「クラシックネガ」が特に気に入っていてよく使っています。

オートホワイトバランスの精度も良いと感じています。

私はいつもオートホワイトバランスで撮影するのですが、現像時にそれほどホワイトバランスをいじる必要がありません。

高画素機でトリミング耐性が高い

X-T5は有効画素数が約4020万画素ある高画素のカメラです。

そのため、少し広く撮影しておいて現像時にトリミングをしても、画素数が十分に確保されます。

これは単焦点レンズでスナップ撮影をしている時などには便利です。

バッテリー持ちが良い

X-T5のバッテリーは公称でエコノミーモード時: 約740枚、ノーマルモード時: 約580枚の撮影が可能です。

実際に使ってみてバッテリーの持ちはかなり良いと感じています。

さすがに1日フルでは若干心もとないのですが、後述するUSB給電をうまく組み合わせて、休憩中などに充電しておけば1日使うこともできます。

USB給電

最近のカメラであれば対応している機種が多いですが、X-T5もUSB給電に対応しています。

端子はUSB-CなのでPCなど他の充電機器とケーブルの互換性が良いです。

このおかげで別途充電器が必要なく、荷物をさらに軽量化することができます。

瞳AF

あまり人を撮影する機会がなかったので使っていなかったのですが、瞳AFは便利ですね。
サングラスでも目の位置を認識していたのは驚きでした。

X-T5の注意点

欠点というほどではないのですが、X-T5の購入を考えている方は以下の点をよく理解して購入してもらえれば、よりX-T5を楽しめると思います。

暗所の高感度耐性

X-T5のセンサーはAPS-Cサイズで高画素機ということもあり、暗い場所でISO感度を上げた時の高感度耐性はあまり高くありません。

といっても、ISO1600程度までは十分に使用できます。

私自身はスナップ撮影メインなのでISOは12800(X-T5の常用ISOの最高値)まで上げて撮影もしますし、ノイズの入った写真も好きです。

しかし、暗所で高感度撮影を多くされる方はフルサイズセンサーのカメラの方が幸せになれるかもしれません。

ダイナミックレンジ

ダイナミックレンジはフルサイズ機(私の場合はEOS R5)と比べて狭いです。

良くも悪くも、以前使っていたEOS R5ではRAWで撮影しておけば、編集時の露出調整でかなり融通がきいていました。

X-T5は明暗の差が大きいところではカメラモニター上のハイライト警告がよく出るので、撮影時の調整をより細かくするようになりました。

レンズ選択

X-T5は4000万画素を超えるセンサーを搭載していることもあり、高精細な写真を撮影するためにはレンズ側のスペックも重要になります。

X-H2のHP上に4000万画素での推奨レンズが紹介されているのでそちらも参考にしてもらえればと思います。

https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-h2/

決してこのHP上に記載されていないレンズが悪いというわけではありませんが、実際私が撮影していてもXF16-80mm F4だと少し解像感が落ちるような感じです(高倍率で非常に便利なズームレンズなので愛用していますが)。

一方、XF35mm F2などは解像感が高いと感じました。

XF35mm F2をX-T5で使用してから単焦点レンズの楽しさがわかるような気がしてきました。

ちなみに単焦点レンズはさまざま種類があるのでレンタルで楽しんでいます。

オートフォーカス

感覚値なのですが、以前使っていたキヤノンのEOS R5の方がオートフォーカスの速度は早かった印象です(微々たるものですが)。

ただ、X-T5に慣れてしまえばオートフォーカスの速度は気になりません。

特に私は動き物を撮影することが多くないので、X-T5のオートフォーカスで満足しています。

X-T5はデザインがクラシカルなので、最近はM型のマニュアルフォーカスレンズを付けて遊んだりもしています。

最近使っていて気が付いたのですが、X-T5に限らずですが富士フイルムのカメラのマニュアルフォーカスの補助機能が豊富でした。
マニュアルによるピント合わせも楽しいです。

X-T5をおすすめする人

以下が私の考えるX-T5をおすすめする人です。

・写真をメインに撮影する人
・富士フイルムの色が好きな人
・クラシカルデザインのカメラがいい人
・軽量・コンパクトなカメラを使いたい人
・旅行好き

写真をメインに撮影する人

X-T5は写真をメインに撮影する人を想定して作られているカメラです。

X-T5でももちろん動画の撮影は可能なのですが(6.2Kの撮影もできますし)、ダイヤル操作や背面モニターがチルト式だったりと、やはり写真を撮る人をメインユーザーとして想定されています。

動画をメインで撮影したい場合はX-H2などが選択肢になります。

X-T5とX-H2の違いは別記事で紹介しています。

富士フイルムの色が好きな人

RAW現像を行えばさまざまな色味を表現できはしますが、富士フイルムのフィルムシミュレーションを使うことであの富士の色味が簡単に表現できてしまいます。

私自身もフィルムシミュレーションが楽しくて富士フイルムのカメラを使っているところがあります。

クラシカルデザインのカメラが好きな人

X-T5のダイヤル操作は独特で、このクラシカルなデザインがかっこいいです。

軽量・コンパクトなカメラを使いたい人

私自身が重いフルサイズのカメラからの移行組なので、この軽量とコンパクトというのは非常に重要なポイントだと思います。

結局カメラを持ち歩かなければ写真を撮ることができないので、いかにカメラを持ち出すかが重要だと思っています。

X-T5ならちょっと外に出る時でも気軽に持っていこうという気持ちにさせてくれるカメラです。

旅行好き

コンパクトだけれど写りのいいカメラとしてX-T5は絶妙なバランスをとっていると思います。

バッテリーライフも長いのでバッテリー1本でもかなり撮影ができます。

なるべく荷物を軽くしたい旅行でもX-T5なら持っていこうという気持ちにさせてくれるカメラです。

まとめ

富士フイルム(FUJIFILM)
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今回はX-T5を半年使った感想を紹介しました。

小さなボディに性能がぎゅっと詰め込まれているとても良いカメラで、とても満足しています。

デザイン性も高く、持っていて楽しくなるカメラです!

X-T5におすすめのレンズなどの記事も書いているので参考にして下さい。

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