こんにちはSohouです。
RICOHのコンデジであるGRシリーズにはGR3とGR3xの2つのタイプがあります。
今回はこのRICOH GRシリーズの比較とどちらを選べばいいのかという点を書いていきます。
両方のGR3を私が実際に使ってみての感想なので、これからGRを購入しようと考えている方の参考になれば嬉しいです。


GR3の仕様上の違い
まずは仕様・スペック上での違いから説明しますが、公式ホームページのスペック表がわかりやすいのでそちらも参照して下さい。
https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/gr-3/spec/
大きさ

GR3とGR3xで見た目はほぼ一緒なのですが、実は若干の大きさの違いがあります。
カメラ本体の厚さ
GR3 : 33.2mm
GR3x : 35.2mm
厚みは若干GR3xの方が厚いです。
が、パッとみたところでは差は感じないでしょうし、実際に使っていても差は感じません。
ポケットに入れていてもGR3xだからといってゴツいなという感じはありません。
重さ
GR3 : 257g
GR3x: 262g
こちらもほぼ誤差レベルの重さの違いです。
もちろん両方を持ち比べた時に重さの違いは私にはわかりません。
焦点距離
GR3 : 28mm(35mm換算)
GR3x: 40mm(35mm換算)
GR3とGR3xで最も違う点がこの焦点距離になります。
今までのGRシリーズの焦点距離は28mm (35mm換算)が基本でした。
しかし、GR3xになり40mmの画角が新たにラインナップに加わりました。
風景などを撮影したい人には28mmが良いですね。
広い画角で撮影しておけば後からトリミングすることも可能です。
これをカメラ内で処理するデジタルクロップがGR3には搭載されています。
GR3の場合は35mm, 50mmにクロップ可能です。
GR3はそれほど高画素の機種ではありませんが、instagramやTwitterのようなスマホレベルの写真であれば画質は全然問題にはならないと思います。
逆にGR3xは40mmの画角のため、スナップ撮影の中で自分の視点を切り取るということがより実践しやすい機種であると考えています。
28mmだと広角すぎてどうしても余計な要素が画角内に入り込んでしまうことが多くなります。
自分の視点で撮影する街スナップなどは40mmという画角の方がやりやすいのではないでしょうか。
GR3とGR3xの作例
ここからはGR3とGR3xでどのような写真が撮れるのか、作例を紹介します。
GR3


GR3は28mmと広角なので広い空間を切り抜くのに長けています。

GR3x



GR3とGR3x結局どっちを選べばいいのか?
GR3とGR3xのどちらを選べばいいのかという問題ですが、
風景などを撮影する場合はGR3の方がおすすめです。
自然のダイナミックさを表現するには広角レンズがおすすめです。
逆に日常や街の中で自分の視点を切り取るということをしたいのであれば、GR3xが良いと思います。
撮りたい被写体によって選んでもらえればと思います。
私の作例を別ページで掲載しているので参考にしてもらえると嬉しいです。
万能機種は?
撮りたいものがそこまで決まっていない、風景から街スナップまでどんな被写体でも撮影したいという場合の万能機種は、GR3になると思います。
その場合の使い方としては積極的にクロップモードを使うという点が重要だと思います。
先ほども書きましたがクロップモードを使えばGR3の場合35mm、50mmの画角で撮影することができます。



上の写真はそれぞれ28mm、35mmクロップ、50mmクロップで撮影した写真になります。
クロップすると画素数が落ちてしまいますが、ネットへの掲載であれば十分に耐え得る画質だと思いますが、どうでしょうか?
クロップを積極的に使えば、GR3xの40mmにほぼ近い画角 (35mm)で撮影することができます。
逆にGR3xの場合だと40mmより広角の写真は撮影できません。
そのためGR3の方がより万能に被写体に合わせて撮影することができます。
蛇足ですが、迷ったら両方持ってみるというのもおすすめです!笑
実際私は先にGR3を購入しましたが、程なくGR3xも購入してしまいました。
両ポケットにそれぞれのGRを入れて撮り分けるのが最近のスタイルになっています。笑
私個人的には両方所有してかなり満足しています!
※2022年12月31日追記
GR3を手放し、GR3xだけを残すことにしました。
その理由は以下の記事で書いています。

まとめ


今回はRICOHのGR3とGR3xの比較とどちらを選べば良いのかという点を紹介しました。
どちらも良いところがあって迷っている方の参考になれば嬉しいです。