こんにちはSohouです。
この度、富士フイルムのミラーレス一眼カメラのX-T5を新しく購入しました。
生産が追いついておらず、注文してから約1ヶ月ほど待ってようやく届きました。
このX-T5を早速使ってきたので、今回はレビューしたいと思います。
X-T5の特徴
裏面照射型高解像4020万画素センサー
大きさ:幅: 129.5mm×高さ: 91mm×奥行き: 63.8mm
デジタルテレコンバーター
3方向チルトLCD
重さ:557g
3ダイヤルオペレーション
5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機能
撮影可能枚数が前機種X-T4より約600→約740枚
防塵・防滴・耐低温構造
6.2K/30P
SDカード ダブルスロット
X-T5の良い点
まずはX-T5の良い点を紹介します。
4020万の高画素
高画素のカメラのためトリミング耐性が高いです。
私はよく広角で撮影した写真から一部をトリミングして利用することが多いです。
本当は撮影時にばっちり構図が決まっていればいいのですが、まだまだ技術不足もあり、撮影している時には気がつかず、家に帰って現像している時に四隅に余計なものが写り込んでいたりするのに気が付きます。
そのような場合にトリミングしてもX-T5ならば十分な画素を確保することが出来ます。
軽量・コンパクト
いままでフルサイズセンサーのキヤノンEOS R5を使っていたこともあり、X-T5にしたことでかなり軽量・コンパクトになりました。
レンズ込みの重さと大きさを考えるとかなり差があり、30%程軽量化することが出来ました(EOS R5+RF24-105mm F4が1438g、X-T5+XF16-80mmF4が997g)。
単焦点レンズのXF27mm F2.8をつけるとレンズ込みでもかなりコンパクトになります。
スナップ撮影にはこの組み合わせも良さそうです。
ダイヤル操作性
富士フイルムのカメラに特徴的なダイヤル配置はレトロでかっこいいです。
見た目としてのかっこよさだけでなく、マニュアル設定を前提としたダイヤルの配置でシャッタースピード、ISO、絞りを全てダイヤルで操作できる操作性はたまりません。
また、スナップ撮影の際にはISOをオートにすることが多いのですが、その時にカメラ側の適正露出と自分のイメージしている露出が異なることがあります。
その時にも独立した露出補正のダイヤルがあるので、ISOがオートの場合でも素早く露出を調整することが出来ます。
X-T5のイマイチな点
AF速度
感覚的なところですが、以前使用していたEOS R5と比べてもオートフォーカスの合うまでに少し時間がかかるような気がします。
普段あまり動きものを撮影しないので問題ないのですが、AFスピードは他社の方が優れているように感じます。
暗所耐性
高画素機かつセンサーサイズがAPS-Cということもあり、暗所耐性はそれほど高くない印象です。
下の写真はISO10000で撮影したもので、かなりノイズが出ています。
背面チルトモニター
写真を撮影する方は光軸が変わらないチルトモニターを好む方が多いようで、X-T4の時にはバリアングルだった背面モニターがX-T5では3軸チルトモニターになっています。
縦構図の時のローアングル撮影などの時にバリアングルモニターが便利だったので、個人的にはバリアングルモニターの方が好きで、この点は残念です。
X-S20はバリアングルモニタなので、X-T5にするかX-S20にするか迷ったこともありました。
X-T5の作例
まとめ
X-T5は総合的に非常に良いカメラに仕上がっていると思います。
富士フイルムのカメラに特徴的なダイヤル操作での露出合わせはカメラで撮影している感じがより際立って楽しいですね。
また、APS-C機にしたことでかなりカメラシステム全体の重量と大きさが小さくなりました。
この恩恵はかなり大きく、長時間肩からカメラをかけていても疲れにくく、その分広範囲に移動することができます。
これからこのX-T5と一緒にいろいろなスナップ写真を撮っていきたいと思います。
X-T5を約1ヶ月使用した感想を書きました。
X-T5を半年使用した感想を書きました。