こんにちはSohouです。
今回は富士フイルムのXマウント単焦点レンズのXF 27mm F2.8 R WRを紹介します。
公式HPでも「マウントキャップの次に薄いパートナー」と書いている通り非常に薄いパンケーキレンズになっています。
XF 27mm F2.8 R WRの特徴
まずはXF 27mm F2.8 R WRの大まかな特徴を紹介します。
焦点距離
27mm(35mm換算41mm相当)
RICOH GR3xとほぼ同等の画角です。
絞り
F2.8〜F16
大きさ
φ62mm×23mm
重さ
84g
私が使っているiphone 13 proが206gなのでスマホよりも1/2以上軽いレンズです。
富士フイルムのXマウントレンズの中でも薄さ、軽さが際立った単焦点レンズです。
XF 27mm F2.8 R WRのレビュー
ここからはXF 27mm F2.8 R WRの良い点、イマイチな点を紹介します。
XF 27mm F2.8 R WRのイマイチな点
被写体に寄ることはできない
XF 27mm F2.8 R WRの最短撮影距離は34cmで最大撮影倍率0.1倍となっています。
このため、マクロ撮影のように被写体に近寄って撮影することはできません。
もう少し接写できると尚良いなとは感じました。

▲もう少し近寄って紫陽花のインパクトを出したかったのですが、これ以上はピントが合いませんでした。
絞り開放値は高め
個人的にはF値2.8もあれば十分なのですが、背景をぼかして撮影したいといった場合にはより大口径(F1.4やF2など)なレンズを使うことをおすすめします。
薄型パンケーキレンズということもあるので絞りに関してはトレードオフになると思います。
XF 27mm F2.8 R WRの良い点
薄くてコンパクト
メーカーが言うように非常に薄いレンズなのでカメラ全体としても非常にコンパクトになります。
X-E4などの小型ボディのカメラに付けるレンズとしても良いと思います。
スナップ撮影用のレンズとして持っておくと便利だと思います。
XF 27mm F2.8 R WRの作例

▲街スナップにちょうど良い画角の35mm換算41mmです。
スナップコンデジのGR3xとほぼ同じ画角です。
XF27mmF2.8はX-E4と組み合わせることで重さ448gと500gをきる軽量スナップカメラとして使うことができます。



▲逆光には弱くフレアが発生します。
個人的にはこれも味があって好きです。

パキッとした写りではありませんが、それがまた街スナップにはちょうど良いレンズだと感じました。
まとめ
今回は富士フイルムのXマウントの単焦点レンズ「XF 27mm F2.8 R WR」を紹介しました。
非常に薄く、コンパクトなレンズなのでちょっとスナップを撮りたいといった場合にとても便利で使い勝手の良いレンズです。
35mm換算で約40mmという画角も個人的にはとても使いやすく、広角よりも周辺が写りすぎないので被写体をより強調することができます。
もっと広角で撮影したい場合にはXF18mmF2 Rを使うのも良いかもしれないですね。
この記事が参考になれば嬉しいです。