こんにちはSohouです。
富士フイルムX-T5用に銘匠光学 TTArtisan 25mm F2というマニュアルレンズを購入しました。
もともとX-T5を写ルンです風に使いたくて写ルンですに近い焦点距離のレンズを探しているところでこのレンズを発見しました。
今回はこのレンズを使って撮影してきたので、その作例とレビューをお届けします。
TTArtisan 25mm F2の特徴
焦点距離:25mm(35mm判換算:38mm相当)
フォーカス:MF(マニュアルフォーカス)
レンズ構成:5群7枚
最短撮影距離:0.25m
絞り:F2-F16
(絞りリングが搭載されており各絞り値にはクリック感があります(かなり軽いクリック感ですが))
絞り羽根:7枚
フィルター径:43mm
サイズ:約 Φ60-63×24-27 mm(マウント部除く)
質量:約 165-190g
レンズキャップはネジ式のアルミ製で高級感があります。
TTArtisan 25mm F2の作例
▲絞り開放で撮影
背景は結構ボケますが、円状に渦巻いている感じになっていますね。
これはこれで結構好きですが。
TTArtisan 25mm F2の良いところ
価格
マニュアルレンズではありますが、1万円を切る価格は非常に魅力的です。
とりあえずマニュアルレンズがどんな感じか試してみたいという方にも手が出しやすいレンズです。
コンパクト
コンパクトなレンズなので、カメラにつけっぱなしにするレンズとしても使うことができます。
このレンズは気軽なスナップレンズとして持ち歩くことができます。
明るいレンズ
APS-Cはフルサイズよりボケを得にくいので、背景ボケの写真を撮りたい場合には明るいレンズを使用しなければいけません。
TTArtisan 25mm F2はF2まで開放することができるので、背景ボケを得ることができます。
クリアな写り
想像していたよりもクリアに撮影できたことが驚きでした。
この写真はF5.6程度まで絞って撮影しています。
TTArtisan 25mm F2のもう少しなところ
ねじ込み式のレンズキャップは若干手間
金属製のねじ込み式のレンズキャップはデザインとしてはかっこいいですし、カバンの中でレンズキャップが勝手に撮れてしまうことがないという点では良いのですが、毎回ねじを回してレンズキャップを行うのは若干手間かなと感じました。
今まで経験がなかっただけなので、慣れれば問題ないことかもしれませんが。。
細かく絞り値を選択できない
絞りリングには軽いクリック感があって良いのですが、F8の次がF16と絞り値の間隔が広くなっています。
F8から少し絞りたいといった場合には対応できない点が少し残念ではありますが、割り切って使うレンズだと考えています。
TTArtisan 25mm F2とXF27mm F2.8の比較
同じような画角のレンズに富士フイルム純正のXF27mmF2.8があります。
ここではXF27mm F2.8との比較を紹介します。
XF27mm F2.8の大きさと重さ
大きさ:Ø62mm x 23mm
重さ:84g
F値:2.8
最短撮影距離:0.34m
レンズの大きさはほぼ同じで重さに関してはXF27mmの方が軽いですね。
オートフォーカス搭載でこの軽さは素晴らしいです。
▲XF27mm F2.8で撮影
▲TTArtisan 25mm F2で撮影
どちらのレンズも最短撮影時の被写体の大きさはほとんど同じですね。
まとめ
今回は銘匠光学のマニュアル単焦点レンズ「TTArtisan 25mm F2」を紹介しました。
価格に比べてとても良いレンズだと感じました。
マニュアルレンズに挑戦してみたい方の最初のレンズとしてもおすすめでますますカメラの楽しさを体感できるレンズだと思います。
この記事が参考になれば嬉しいです。