こんにちはSohouです。
ニコンから新しいフルサイズのミラーレスカメラが発表されました。
今回発表されたのはクラシックデザインのZfです。
今回は富士フイルムのX-T5ユーザーとして、X-T5との比較やおすすめポイントを紹介したいと思います。
NIKON・Zfの特徴
フルサイズFXフォーマット
2450万画素
4K 60p
重さ:710g
SDカードとマイクロSDのデュアルスロット
バリアングルモニター
大きさ: 144×103×49mm
撮影可能枚数:モニターモード[モニターのみ]時:セットアップメニュー[パワーセーブ(静止画モード)]が[ON]の場合:約430コマ
8段の手ぶれ補正
Z 9 や Z 8 にも搭載の画像処理エンジンEXPEED 7
NIKON・Zfの総評
クラシックデザインがかっこいい
フィルムカメラのFM2をベースにしたフィルムカメラチックなボディデザインは、カメラ好きの心をくすぐるとてもかっこいいデザインだと思います。
レトロなボディに最新の機能
見た目はクラシックですが、中身は最新のNIKONのカメラに劣らず、Z9やZ8に搭載されている画像処理エンジンと同じものが搭載されており、被写体検出AFなどがつかえるので便利です。
モノクロモード
動画とスチルの切り替えダイヤルにモノクロへの切り替えもあるので、モノクロ写真の撮影にすぐに入ることができます。
バッテリー持ちはイマイチか
一番バッテリーが持つ設定で最高約430コマの撮影のためバッテリーの持ちはイマイチかなと感じました。
おそらくバッテリー一本で1日撮影することは難しいので予備バッテリーを準備する必要があると思います。
グリップが浅い
Zfのグリップ部はかなり浅い作りになっています。
キットレンズのNIKKOR Z 40mm f/2(SE)のようなコンパクト・軽量な単焦点レンズを装着すればZfでも1kgを切る構成になりますが、ズームレンズでの運用になると1kgを超える構成になります。
1kgを超えてくると、浅いグリップはホールド感がなく、より重さを感じてしまうかもという点は危惧されます。
Zfは単焦点レンズやオールドレンズと使いたいカメラかなという感じがしています。
X-T5との比較
ここからはX-T5との比較を紹介していきたいと思います。
画素数
X-T5は4020万画素でZfは2450万画素となっており、X-T5の方が高画素です。
トリミングを多用する場合はX-T5の方がトリミング耐性が強いと思います。
大きさ・重さ
X-T5の大きさは幅: 129.5mm×高さ: 91mm×奥行き: 63.8mm、重さ:557gです。
Zfの大きさは 144×103×49mm 、重さ:710gとなっており、X-T5よりも一回り大きい感じです。
3ダイヤルオペレーション
富士フイルムのX-T5とニコンのZfともにISO、シャッタースピード、露出補正がそれぞれ独立したダイヤルとなっています。
操作性はほぼどちらの機種も同じような感じで使えそうです。
手ぶれ補正
X-T5は5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機能を搭載していますが、Zfはより高い8.0段の手ぶれ補正を搭載しており、手持ち撮影での幅が広がります。
撮影可能枚数
Zfは一番バッテリーが持つ設定で最高約430コマの撮影が可能ですが、X-T5は通常の撮影モード(ノーマルモード時)で約580枚、バッテリーを節約したエコノミーモード時では約740枚撮影することが可能なので、バッテリーライフはX-T5の方が優秀です。
カードスロット
どちらのカメラもダブルスロットを搭載していますが、X-T5はSDカードのダブルスロットに対してZfはSDカードとマイクロSDカードのダブルスロットになっています。
背面モニター
X-T5はチルトモニターですが、Zfはバリアングルモニターを搭載しています。
X-T5とZfのどちらを選ぶか?
ダイヤル操作の点ではX-T5とZfで似たような形になっているので、撮影体験としては両者同じように楽しめるのではないでしょうか。
やはり大きな点ではセンサーサイズになると思います。
フルサイズがいいならZf、APS-CならX-T5でしょう。
Zfはグリップが浅くズームレンズでの運用であれば、もう少しグリップのしっかりしたカメラの方が体感の重さは軽く感じると思います。
Zfは単焦点レンズやオールドレンズなどのレンズとの運用が合うカメラだと思います。
そういう意味ではX-T5はバランスが非常に良く、ズームレンズも使いやすいオールマイティーなカメラかなと思っています。
まとめ
ZfはZ-T5のフルサイズ機種のようなカメラで、非常にかっこいいですね。
一度使ってみたいです。