大阪万博旅行にDJI OSMO Pocket 3を持っていきました。
普段は同じDJIのOSMO Action 5 Proも使っていますが、物理ジンバルならではの強みを確かめたく、初めてOSMO Pocket 3を使った感想を紹介したいと思います。


GOOPASSでレンタル
今回のOSMO Pocket 3はGOOPASSでレンタルをして持っていきました。
GOOPASSレンタルの詳細は別記事に書いています。


OSMO Pocket3のスペック・仕様
DJI OSMO Pocket 3の基本的なスペックは以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
センサー | 1インチ CMOS |
レンズ | 35mm判換算 20mm / F2.0 / 最短 0.2m |
ジンバル | 3軸(パン/チルト/ロール) |
モニター | 2.0インチ 回転式タッチモニター |
バッテリー | 1300mAh(公称駆動 約166分※1080/24p・画面/Wi-Fiオフ) |
充電 | 65W PDで約16分(80%)/ 約32分(100%) |
サイズ / 重量 | 139.7 × 42.2 × 33.5mm / 179g |
1インチセンサーを搭載して画質も小型カメラながら画質の向上が期待できます。
OSMO Pocket 3の操作性

背面モニターを回転させると電源が入るUIで、取り出して回す→撮るが直感的に行えます。
一方で、メカジンバルゆえに起動までのワンテンポはあります。
動画の画質:暗所の歩き撮りで真価を発揮
1インチセンサーと物理ジンバルの組み合わせにより、手ブレが少なくノイズの少ない映像を撮影することができます。
夜間に歩きながら撮影しても全然映像がぶれないのですごいとかんじました。
OSMO Pocket3のメリット・デメリット
メリット
回転式モニターでモニターを回すことで本体の電源が入り、素早く撮影体制に入れるというUIはとても秀逸で素晴らしいと感じました。
メカジンバルのおかげで、暗所の徒歩での撮影でも安定してなめらかな映像が撮れる点が他のアクションカムとは大きく異なる点だと思います。
デメリット・気になった点
メカジンバルの起動に若干時間がかかるため、撮影可能になるまでに待ちがわずかにあります。
グリップを握って使用するカメラなので、手が塞がるためカメラと一緒に使うのは難しいと感じました。
特にOSMO Pocket 3を傷つけないようにケースに入れて運用していると、都度取り出すのは面倒だと感じました。
ジンバル部分が繊細なのでそのままポケットに入れるのはどうなのかと心配になるので、ネックストラップで首からぶら下げるような運用が良いのではないかと感じました。
OSMO Pocket 3用のバックパックマウントなどもあるのでこういったものを使うのも一案です。
バッテリー持ちはそこまで良くないかなという印象です。
バッテリー単体で丸1日撮影は難しいかもしれません。
ただ、急速充電に対応しているので高出力のモバイルバッテリーや充電器を持っておけば安心です。
VLog撮影ならもう少し画角が広い方がいいのかもとは感じました。
付属の広角レンズがあるのですが、弱めのマグネットでの着脱式なので紛失しそうで今回はなかなか使うことができませんでした。
DJI OSMO Pocket 3はどのような人に向く?
OSMO Pocket 3が向く人は旅行好きな人、VLogを撮りたい人です。
物理ジンバルのおかげで手ブレせずに滑らかな映像を撮影することができるので、旅の思い出をバッチリ綺麗に残すことができます。
センサーサイズも大きく、夜景やナイトアクティビティでも万能に撮影できる点はとても使い勝手が良いと思います。
DJI OSMO Action 5 Proの方が向く人は?

OSMO Pocket 3ではなくアクションカムのOSMO Action 5の方が向く人は、アクティビティ系で使用したい人です。
OSMO Action 5はマウントを利用することでハンズフリー状態にすることができたり、防水性能が高かったりします。
そのため、登山やマリンアクティビティ(ダイビングを含む)などで活用するのであればOSMO Pocket 3よりもOSMO Action 5の方が向いていると考えます。
まとめ

今回はDJI OSMO Pocket3を初めて使ってみた感想を紹介しました。
物理ジンバルのおかげで特に夜の撮影に威力を発揮してくれました。
旅行が好きで映像を綺麗に撮りたいという方にはとてもおすすめのカメラだと思います。
この記事が参考になれば嬉しいです。