こんにちはSohouです。
今回はちょっと変わったミニ三脚のPlatypod Ultraを紹介します。
こちらは三脚というより薄い板になっており、ネジ部分に雲台を取り付けて使用することができるアイテムです。
スペック
大きさ:約13cm
重さ:96g
耐荷重:45kg
こちらがPlatypod Ultraの付属品です。
Platypod本体と、より安定性を高めるスパイク、手すりなどに巻きつけて使用するバンドが付属品としてあります。
Platy podの良いところ
Platy pod 自体は薄い板なので他の三脚に比べて圧倒的にコンパクトです。
カバンにカラビナで取り付けることができるので、Platy pod自体は全くかさばりません。
▲Peak designのバッグに取り付けています。
このようにカラビナでバッグにつけることができます。
写真では雲台をつけっぱなしにしていますが持ち運ぶ際には雲台をはずすとより良いと思います。
Platypodのセンターには3/8インチのネジがあるので、このように雲台を取り付け、カメラを載せることができます。
雲台をしっかりしたものにすれば、重量の重いフルサイズのミラーレスカメラ (今回の場合はCanon EOS R5)でも搭載することができます。
付属のスパイクなしで直置きすることも可能ですが、スパイクを使用すれば岩場などでも安定して設置できます。
Platy podのイマイチなところ
Platypod本体のみでももちろん使用できますが、より安定感を高めようと考えると付属のスパイクを使いたくなります。
しかし、このスパイクをいちいち取り付けるのがちょっと手間に感じます。
スパイクを付けっぱなしにして持ち運ぶことも考えたのですが、スパイクの先端がかなり尖っているので、付けっぱなしにしていると服や鞄を傷つけたり、他の人に怪我させる可能性もあり危なそうです…
雲台サイズに注意
スパイクと一緒に使用する場合、雲台のサイズが大きすぎるとスパイク部分に干渉してしまいます。
私が使っている雲台はLeofotoのLH-30ですが、この雲台ですとレバーの部分が干渉してしまいました。
そのため、雲台を斜めにセッティングするなど少し工夫が必要でした。
レバー部分が小さめの雲台の方が使いやすいかもしれませんね。
▲ナショナルジオグラフィックの三脚に付属の雲台ですと干渉しませんでした。
▲Leofotoの一回り小さい雲台のLH-25を装着した場合、LH-30よりはかなりマシでしたがそれでも少し干渉してしまいました。
Leofotoのハンドルのように平べったいタイプのものとは相性が悪そうです。
Platy podの作例
実際にPlaty podを使って撮影した写真を紹介します。
今回はマクロレンズとPlaty Podを使用して撮影してみました。
マクロ撮影はピント合わせが大変なので、カメラを固定してピント合わせすると楽になります。
まとめ
今回はちょっと変わったタイプの三脚?のPlatypod Ultraを紹介しました。
Platypod自体はただの板なので、雲台を使用したカメラの固定器具としては最小の構成ができると思います。
スパイクなしだと機動力がかなりアップするので、割り切ってスパイクは使用しないというのも一つ良い使い方かもしれません。
気になった方はチェックしてみてください。