登山での撮影に最適?Osmo Action 5 Proを使ってみた感想

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こんにちは、Sohouです。

今回はOsmo Action 5を登山で使ってみた感想を紹介したいと思います。

実際に奈良県の大台ヶ原で撮影した動画を元に、その性能と使用感をお伝えします。

目次

登山中の撮影方法

登山の際にはバックパックマウントを使用しました。

具体的には以下の機材を組み合わせて使用しました。

・Ulanzi Falcam F38 クイックリリースキット(カメラバックパックストラップクリップ用)V2

・Falcam F22 & F38 アクションカメラ用クイックリリースボール雲台

・Osmo Action 5 Pro付属のマグネットベース

Ulanziのクイックリリースボール雲台は前後の角度調整だけでなく左右の傾きも調整することができます。

バックパックのベルト部分の取り付け位置によってはカメラが横に傾いてしまうこともあるので左右の傾きも調整できるのは便利です。

実際に大台ヶ原で撮影した動画が下のものになります。

強力な手ぶれ補正

アクションカメラに期待することの一つに激しい動きでも滑らかな動画を撮ってくれることがあります。

いかにぶれのない映像を撮れるかはカメラの手ぶれ補正機構にかかっているのですが、Osmo Action 5 Proの手ぶれ補正は素晴らしかったです。

山道を歩く際、特に段差の大きな場所ではカメラが激しく揺れることが多いですが、Osmo Action 5 Proの手ぶれ補正はその揺れをしっかりと抑えてくれました。

歩きながらの撮影でもブレをほとんど感じることなく、安定した映像が撮れます。

この点では非常に満足です。

Horizon Balancingの誤作動が多い?

今回の撮影中に使用した手ぶれ補正のモードは「Horizon Balancing」なのですが、気になったのはこの機能の誤作動です。

この機能は、カメラが傾いても自動的に水平を保ってくれるものですが、山の斜面では意図しない動きをすることがありました。

どうやら、急な傾斜や不規則な地形に対して、カメラが正しく水平を認識できていない様でした。

特に登りのカーブでは、明らかに誤作動していると感じることが何度かありました。

山道では、地形の複雑さが影響して誤認識が起きやすいのかもしれません。

この点はアップデートで改善されると嬉しいです。

バッテリー持ちが良い

バッテリーの持ちも期待以上でした。

登山中、朝から昼過ぎまでこまめに電源のオンオフをしながらの撮影ではありましたが、総登山時間3.5時間の大台ヶ原登山でもバッテリーは充分に持ちました。

長時間撮影をすることが多い登山では、バッテリー残量を気にせずに撮影できるのはとてもありがたいです。

ただし、今回は気温が高くない季節での使用だったので、夏場など気温が高い状況での熱暴走が起きるかどうかは、今後チェックしてみたいところです。

広いダイナミックレンジ

Osmo Action 5 Proは、ダイナミックレンジの広さも特筆すべき点です。

青空を背景に撮影しても白飛びせず、鮮やかな青空をしっかりと捉えてくれました。

山頂での景色を撮るとき、空と地面との明暗差が大きいシーンが多いのですが、そのような状況でも、しっかりと青空と山々の色が保たれているのは非常に良かったです。

暗い場所でも画質がしっかり

また、山中の日陰や少し薄暗い場所でも、画質の劣化が少なく撮影することができました。

特に森林の中など、光が十分に入らない場所でもしっかりとクリアな映像が撮れたのはよかったです。

暗所での撮影性能が優れているのは、登山のように環境が変わりやすいシチュエーションでも使い勝手が良いです。

まとめ

総じて、Osmo Action 5 Proは登山での使用に適していると感じました。

手ぶれ補正の強さやバッテリー持ち、さらにダイナミックレンジの広さが、山の風景をしっかりと捉えてくれるため、アクションカメラとして非常に優秀です。

ただし、Horizon Balanceの誤作動が気になる点はありましたが、それを除けば、登山でのアクティビティ撮影には十分な性能を発揮してくれます。

次回は暑い時期に使ってみて、熱暴走のチェックもしてみたいと思います。

Osmo Action 5 Proを使ってみたい方の参考になれば嬉しいです。

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