こんにちはSohouです。
今回はULANZIのミニ三脚MT-46をレビューしていこうと思います。
ULANZI独自のクイックシューが便利な三脚です。
基本スペック
格納高:20cm
最高伸長:33cm
重量:335g
耐荷重:2 kg
脚は一段階のみの開閉ですが、センターポールが伸びるので高さ調整が可能です。
センターポールを伸ばさずに三脚の脚を開いた状態では約15.5cmになります。
ボールヘッド型の自由雲台で、ULANZI F38のクイックリリースシステムが搭載されています。
雲台は交換不可になります。
ULANZI MT-46の良いところ
ULANZIのクイックシューシステム
ULANZIのクイックシューシステムに対応しています。
クイックシューシステムが使えるので、三脚への脱着がとても楽です。
三脚プレートはアルカスイス互換で、他のアルカスイス互換の雲台への取り付けも可能です。
ULANZI→アルカスイス互換雲台は着用可能ですが、アルカスイス互換プレート→ULANZIは使用不可なのでこの点は注意が必要です。
コールドシュー搭載
三脚側部にコールドシューを搭載しています。
このコールドシューにマイクやライトを取り付けることでVLogなどの撮影が便利になると思います。
耐荷重が2kgあるので、ミラーレスカメラでも使うことができますが、上の写真のようにスマホで使うのがサイズ的にぴったりな感じはしますね。
価格
アルミニウム製で作りもしっかりしており、この価格は安いと思います。
ミニ三脚が初めての人でちょっと試してみたいという人にはピッタリだと思います。
ULANZI MT-46のイマイチなところ
センターポール
三脚脚の開閉は一段階で、高さの調節はセンターポールを伸ばすことによっておこないます。
センターポールを伸ばして高さ調節をおこなうと、どうしても安定性が低くなります。
また、転倒のリスクも高くなります。
ミラーレスカメラをこの三脚で使用する場合、基本的にはセンターポールを伸ばさない運用の方が良いのかなと思いました。
耐荷重が低い
耐荷重が2kgなので、apps-cやマイクロフォーサーズのミラーレスカメラであれば重さは大丈夫かと思いますが、フルサイズのズームレンズを、搭載した場合は安定性に欠けると思います。
▲フルサイズミラーレスのEOS R5とTTArtisanの7.5mm Fisheyeレンズ
この組み合わせで1090g程度なので、フルサイズミラーレスと短焦点レンズくらいの組み合わせならば使用できると思います。
センターポールを伸ばさなければギリギリ使用できるかもしれませんが、伸ばしての使用するのはほぼ不可能と考えておいた方がいいでしょう。
おすすめの対象は?
おすすめできる人
ULANZI MT-46がおすすめの人は、
・これからミニ三脚を使い始めたい人
・コンパクトで軽いミニ三脚が欲しい人
・aps-cやマイクロフォーサーズなどの比較的軽いミラーレス一眼を使用している人
おすすめできない人
逆におすすめできない人は、
・大型のレンズ、フルサイズミラーレスのような重量のあるカメラを使っている人
・ManfrottoのPIXIなどを既に持っている人
ManfrottoのPIXIなどを既に持っている人は追加で購入するメリットはあまりないと思います。
ミニ三脚を追加するなら金額は高いですが、脚の開閉・段数が変更できたり、自由雲台を選べたりするLeofotoのMT-03のような三脚の方がいいと思います。
まとめ
今回はULANZIのミニ三脚 MT-46を紹介しました。
アルミ製でしっかりしており、クイックシューで着脱も簡単なのでコンデジ使用者や軽量のミラーレスを使っている方にはおすすめです。
この記事がお役に立てば嬉しいです。