なら燈花会の概要
なら燈花会は毎年8月初旬に奈良公園で行われているイベントです。
2023年は8月5日〜8月14日まで開催されました。
今年で25回目となり、奈良の夏の風物詩となっています。
会場とアクセス
なら燈花会の会場は西は興福寺・猿沢池周辺から東は浮御堂・浮雲園地まで広範囲となっています。
周辺にはあまり駐車場がないので基本的に公共交通機関で行くことをおすすめします。
最寄りはJR及び近鉄の奈良駅です。
JRの駅は奈良公園から少し遠いので、奈良公園までバスを利用するなども検討してください。
特に普段着なれない浴衣を着ていく場合などは注意が必要です。
近鉄の方が駅から会場まで近いので、個人的には近鉄を利用することをおすすめします。
今回私は車で燈花会に行きました。
奈良公園周辺は駐車場が少なくかつ特別料金で高いこともあり、なかなか見つけることができませんでした。
今回は比較的駐車場が広い高畑観光駐車場に車を停めることができました。
その他の駐車場候補としては県庁の裏手や氷室神社の駐車場などがあります。
なら燈花会の回り方
会場が広いため、全てを回ろうとするとかなり大変なので、一部分だけでも良いと思います。
全てを回る場合は、興福寺→猿沢池→浮御堂→ 浅茅ヶ原→浮雲園地→春日野園地→奈良国立博物館と回るのが一番効率的かと思います。
一部分だけ回るのであれば、個人的には浮御堂と浮雲園地は回ってほしいです(写真はこの後紹介します)。
なら燈花会の注意事項
・三脚の使用は禁止
三脚の使用は禁止されているので、使わないようにしましょう。
かなり人が多いので危ないです。
・鹿のフン
奈良公園に日中行ったことがある方はご存知だと思いますが、奈良公園内には鹿がたくさんいます。
基本的にどこにでも鹿がいます。
このため奈良公園内には鹿のフンも結構見られます。
日中だとフンを避けて歩けるのですが、暗いと見分けることができません。
そのため、フンを踏む覚悟でのぞんでください(奈良公園内は結構野生の動物臭もします)。
・靴
前述の通り鹿のフンを踏む可能性が高いのでおしゃれな靴はおすすめしません。
また、浴衣で燈花会を楽しむ場合も、歩く距離が長くなるので、普段履きなれない下駄よりもサンダルなどの方が歩きやすくて良いと思います。
なら燈花会
ここからはなら燈花会の写真を紹介します。
浮御堂
私の一番のおすすめスポットは浮御堂です。
浮御堂がろうそくの灯りで照らされる景色はとてもキレイです。
浮御堂ではボートに乗ることもできます。
このボートは非常に人気のため乗るまでにかなり待つ必要があることを覚悟してください。
浅茅ヶ原
浮雲園地
浮雲園地が一番広い会場です。
ろうそく周辺は立ち入り禁止のため、人がいない状態で写真を撮影することができます。
非常に多いろうそくの光がとてもキレイです。
なら燈花会+α
なら燈花会とは別に東大寺や春日大社でもお盆の時期に行事が行われています。
万灯供養会
例年8月15日に東大寺で行われる行事です。
なら燈花会とは日程が少しずれていることがあります。
中元万燈籠
こちらは春日大社で8月14日、15日に行われている行事です。
春日大社内の回廊の灯籠に灯りが灯されてとてもキレイです。
なら燈花会の最終日と重なることが多いので合わせていくことをおすすめします。
まとめ
今回は奈良県の夏の風物詩「なら燈花会」を紹介しました。
奈良らしい趣のあるイベントでとてもキレイなので、是非行ってみてください!