こんにちはSohouです。
今回はNDフィルターを使用して、日中長時間露光撮影をしてきました。
日中長時間露光を使用したシーン
そもそもなぜ日中長時間露光をしようかと思ったかというと、GW中に国営ひたち海浜公園のネモフィラを撮影しに行った時にあまりにも人が多かったからです。
あまりにも人が多過ぎてどうしても人が映り込んでしまう状況でした。
そのため、長時間露光を行うことによって人をうまく隠せないかと考えたのが長時間露光を行うきっかけでした。
撮影機材
日中長時間露光撮影に使用した機材を紹介します。
EOS R5
RF24-105mm F4
f4通しの万能ズームレンズです。
Nisi角形フィルター
今回使用したのは角形NDフィルターのND1000とND64です。
それぞれ10段と6段の光量を落とすことができます。
Nisi V6ホルダー
現在はV7という最新版が発売されていますが、Nisiの100mmの角形フィルターシステムホルダーを使用しています。
作例
▲少し撮影の高さを変えて人が写り込まないようにしていますが、最初に紹介した写真とほぼ同じ位置からの撮影です。
シャッタースピードを遅くすることで人が流れて目立たなくなりました。
また、観覧車の回転の動きも表現できているかと思います。
▲ひたち海浜公園のみはらしの丘は海が近いこともあり、海風がかなり強くなっています。
その風を写真で表現するために長時間露光撮影をしています。
こちらはND64のフィルターを使用しての撮影です。
ND1000だと暗くなり過ぎてシャッタースピードが遅過ぎるため花の形がほぼなくなってしまいます。
ある程度花の形を残しつつ、風の吹いている様子を表現したかったためND64を使用しています。
▲海辺を長時間露光撮影することで、波をなめらかにしています。
波があたかも雲のような不思議な感じになっています。
改善点
こちらの写真はシャッタースピードを30秒にしていますが、本当はもう少しシャッタースピードを長くしたいなと考えていました。
しかし、カメラのマニュアルモードのシャッタースピードの最長が30秒だったため、30秒で撮影しました。
カメラのバルブ機能を使用すればシャッターをもっと長く開いておけるのですが、レリーズを持っていってなかったためより長い露光撮影ができませんでした。
次回からはレリーズもしっかり持って行きたいと思います。
まとめ
今回はNDフィルターを使用した、日中の長時間露光撮影を紹介しました。
長時間露光を利用すれば、写真という静止画の中でも風や動きなどの流れを表現できます。
これによって写真の表現の幅がもっと広がり、より写真を楽しめるのではないかなと思っています。
フィルター類は結構高いですが、是非チャレンジしてみてください。
この記事が参考になれば嬉しいです。