この記事ではスマホを使って桜の写真を編集する方法を紹介します。
スマホで撮った写真はそのままでも十分にキレイですが、編集することで、より自分が見た時の印象だったり、雰囲気だったりに近づけることもできます。
今回はiPhoneの純正アプリである写真アプリを使って編集する方法を紹介します。
▲編集前
▲編集後
▲左:iPhoneの写真アプリで写真の編集を選択したときの画面
右:少し写真全体が暗かったので、「露出」の項目で明るさを明るくしています。
「露出」は写真全体を明るく調整する項目です。
▲左:「ブリリアンス」は暗い部分を明るくし、ハイライト部分を抑える項目です。
右:「ハイライト」は写真の中で明るい部分を調整する項目です。
このハイライト部分を少し抑えます。
▲左:「シャドウ」は写真内の暗い部分を調整する項目です。
シャドウ部を持ち上げることで影の部分が柔らかくなり、写真全体を柔らかい感じにすることができます。
桜の写真の場合は、全体的に明るく、柔らかくした方がキレイだと思いますので、シャドウ部を持ち上げています。
右:「コントラスト」は写真の明るい部分をより明るく、暗い部分をより暗くすることで写真全体にメリハリを加えてくれます。
今回は柔らかい印象にするため、少しだけコントラストを下げています。
▲左:「明るさ」は写真の最も明るい部分を調整する項目です。
桜を明るくするために少しあげる調整をしました。
右:「ブラックポイント」は写真の最も暗い部分を調整する項目です。
この項目は少し弱くすることで写真内の黒の部分を少し明るくしています。
▲「彩度」と「自然な彩度」は色の鮮やかさを調整する項目です。
この二つの項目を上げると、写真の色が鮮やかになります。
やりすぎるといかにも調整した不自然な色合いになってしまうこともあるので、あまり上げすぎないことがポイントです。
とくにソメイヨシノは色が淡いので不自然になりがちです。
「彩度」と「自然な彩度」の違いですが、「彩度」は写真内の色全体を均一に鮮やかにします。
一方、「自然な彩度」は赤色など鮮やかになりすぎやすい色は少し控えめに鮮やかにしたりしてくれるため、より自然な形で写真全体を鮮やかにしてくれます。
今回は「彩度」「自然な彩度」共に少しだけ鮮やかになるように調整しました。
▲左:「暖かみ」「色合い」の項目で色味を調整することができます。
「暖かみ」は色味を青みに寄せたり、黄色みに寄せたりすることができます。
今回は少し暖かさが出るように黄色の方へ寄せています。
右:「色合い」の項目では色を緑に寄せる又は紫に寄せることができます。
気持ち紫めにしました。
まとめ
今回はiPhoneの写真アプリを使った桜の写真の編集方法を紹介しました。
スマホの写真は撮った時点でもキレイなのですが、カメラ任せではどうしても自分が見た印象とちがう写真になってしまうことがあります。
そのような場合にはぜひ写真の編集もしてみてください。