伊豆でのダイビングで、DJI OSMO Action 5を使って水中撮影をしてきました。
この記事では、実際に撮影した動画の紹介に加え、DJI OSMO Action 5の水中での使い勝手・注意点・撮影のコツを紹介します。
今回のダイビングと撮影環境について
今回は伊豆で2ダイブしてきました。
使用したアクションカメラは「DJI OSMO Action 5」です。


OSMO Action 5はハウジング不要?
OSMO Action 5の公式スペックでは水深20mまでハウジングなしで使用可能とされていますが、実際にダイビングで使うには基本的にハウジングが必須だと思います。
- 手持ちでは落下のリスクがある
- 海中用のグリップやアクセサリーが別途必要
- 通常のアクセサリーは水中用途で設計されておらず金属部品が海水で錆びやすい
そのため、水中での本格利用にはハウジングの使用がおすすめです。
私はDJIの純正ハウジングとフローティングハンドルを使用しています。

OSMO Action 5で実際に撮影したダイビング動画
以下が伊豆で撮影した実際の水中映像です。
水中でも自然な色味と高画質が保たれており、編集なしでも見栄えの良い映像が撮れました。
OSMO Action 5の水中撮影で感じた良い点・気になる点
良かった点
ホワイトバランスの自動調整が非常に優秀
通常、水中で撮影すると画像が青かぶりするのですが、OSMO Action 5はライトなしでも青かぶりせず、自然な色を再現してくれました。
手ブレ補正も安定しており、泳ぎながらの撮影もなめらか
水中は波の影響でかなり体が揺れるのですが、手ぶれ補正の影響なのか、画像もかなり滑らかでブレを感じさせません。
OSMO Action 5の手ぶれ補正は陸上での撮影でもかなり強力で恩恵を受けていましたが、水中でも活躍してくれそうです。

バッテリーは2ダイブ程度なら余裕
ダイビング中ずっと撮影しておくと流石にバッテリーは持ちませんが、こまめにオンオフを行いながら撮影していれば2ダイブ程度であれば予備バッテリーがなくても余裕でバッテリーが持ちます。
気になる点
- ハウジングは必須レベル(特に落下防止と塩害対策)
シュノーケリングや川での使用であればハウジングはなくてもいいのかもしれませんが、海水に対応していないアクセサリーはすぐに錆びてしまうので、この点は注意が必要です。
- 画角が広い
アクションカメラとして仕様上しょうがないのですが、画角がかなり広いです。
そのため大きな生物や水中全体、群れなどを撮影する場合は良いのですが、海中の小さな生物や被写体に近寄って撮影するのは中々難しいです。
ダイビングで使うアクションカメラにOSMO Action 5はおすすめ?
結論として、OSMO Action 5はダイビング動画撮影にも十分対応可能な性能を持っています。
難しい設定をしなくても海の青の色がキレイに出るのは素晴らしいと感じました。
まとめ
伊豆の美しい海でのダイビングの様子を、手軽かつ高画質に残せるDJI OSMO Action 5。
水中での自然な色再現とブレの少ない映像は、思い出を映像として残したいダイバーにとって頼れるアイテムだと思います。

これからダイビング用にアクションカメラを探している方や、OSMO Action 5の水中性能が気になる方の参考になれば幸いです。