オリンパスのミラーレス一眼には「ライブコンポジット機能」というものがあります。
日本語で言うと「明比較合成機能」となります。
この機能は長時間撮影機能の一種なのですが、普通のバルブ撮影とは少し違う点があります。
通常のバルブ機能はシャッターを開きっぱなしにしています。
このため街の夜景と星空といった明るさの違うものを一緒に撮ろうとすると、どうしても明るいもの(例えば街の夜景)の方が露出オーバーになって飛んでしまいます。
ライブコンポジットは何枚もの写真を撮影(例えば5秒×20枚=100秒)して明るさの変化した部分だけをカメラ内で自動的に合成するという機能です。
このため明るさの異なる夜景と星の軌跡なんかも一緒に撮影することができます。
またライブコンポジット機能中はモニターで現在の写真状況をリアルタイムで確認することができます。
そのため自分の意図したタイミングでストップすることができます。
僕も何度か使ったことがあるのでどんな感じになるか写真を紹介しますね。
こちらは徳島県の花火大会のときのものです。
ライブコンポジットを使うことで花火の写真を豪華にすることができます。
奈良県の若草山の夜景です。
飛行機の軌跡と星の軌跡を写すことができました。
このほかにもペンライトを使った光文字も簡単にできるようです。
これは試したことがないので一度やってみたいですね。
注意点としてライブコンポジット機能を使う際には三脚が必須ですよ。
長時間露光になるので手持ちではブレます。
どうでしたか? ライブコンポジットは普段とは違った写真がとれて面白いですよ!
写真を撮る楽しみが広がる機能だと思います。
ライブコンポジット機能はオリンパスのEMシリーズ、PENシリーズに搭載されていますのでオリンパスのミラーレス一眼を持っているなら是非使ってみて下さい。
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